「オーデュボンの祈り」 伊坂幸太郎 

 

私の大好きな作家、伊坂幸太郎さんの「オーデュボンの祈り」 あらすじと

 

私の感想をまとめました◎

 

 

伊藤

城山・・・警察官

日比野

園山・・・絵描き

ユーゴ・・・案山子

 

 

伊藤はコンビ二強盗を犯した。そのせいで警察官である城山にひどい体罰を与えられる。必至で逃げている最中だ。

目が覚めるとおっさんがいた。このおっさんが島に連れて行ってくれるという。

その島は荻島といった。

島に着き島を案内をしてくれたこのおっさんの名前は日比野といった。

 

 

この島には、未来が読め、人間と話ができる案山子がいるという。

 

冗談だと思ったが、事実であった。

 

しかし、翌日案山子は殺害された。

 

しばらくして、伊藤は違和感を覚える。

 

未来を読めるはずなのに、なぜ、自分が殺害されることを予期できなかったのか

 

「これから百年も先のことに思いを巡らせながら、優午はそっと笑う。とんぼたちが一斉に飛んだ。」

 

この描写がとても好き。